春の雪
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皆さま。

 

すでに桜も散り急く春真っ盛りの最中、ここ宇都宮では今朝から雪が降り注いでおります。

 

ご心配いただく電話やメールが後を立たない中…私はといえば、三島由紀夫原作の長編小説「春の雪」を思い出しておりました。

 

時代は大正初期、まだ日本に華族や爵位の残る時代の、いわゆる悲恋の物語内容だったように記憶しております。

 

双方の深い想いがありながらも、主人公の「聡子」が、たしかあれは奈良の門跡寺院だったでしょうか。

 

一連の悲しみの後 出家し、そんな聡子に一目会おうと、清顕は春の雪がそぼ降る中、幾度も寺へ向かうが聡子の悲しみは深く、門前払いで会えない‥‥

 

それでも尚、雪中で待ち続けたことが原因で、清顕は二十歳の若さで亡くなるという…ものだったように思います。

 

過日の「かりんちゃん」もそうですが、つくづくどれだけ長く生きたかのではないんだ。

 

どう愛して愛されて生きてきたのかが大切なのです。

 

重くのし掛かる絵画制作の数々…

 

絵だけを描いていられたら…と、睡眠不足の毎日がこうも続きますと、ついつい甘えが出てしまう近頃の麻紀でしたが(^^;;

 

それもこれも「時間」があるからこそなんだ。

 

まだまだ作れる。

もっと工夫してみよう。

もっと、もっと、前向きに‥‥

 

だって…皆が待っているから。

 

感謝

 

 

2015/ 4/ 8 10:18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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