病 1
皆さま
本日は、少しだけ深刻なお話をさせていただきたいと思います
本当は、公表しない方が良いのか、した方が良いのか…本当に本当に、悩みに迷いましたが…
やはり、こうして長きに渡り、ブログを公開してきますと…その根底には、皆さまに少しでも何か心に止まり、情報として、時には知恵として、知識として、残せるものが有れば…という思いがあります
公表いたします
実は、私の実母と別れた実父が、揃って病に倒れました
実父は、大動脈バイパス手術に
実母は、甲状腺がんに
病名も病院も全く異なるものの、同日に入院/手術を受けることになりました
お別れして もう30年以上も経ちますが…どこまでも縁があると言いますか、両名/告知を受けてからというもの、実に考え深い毎日を送っております
そんな皆さまには、特にがん患者を抱える家族の在り方…みたいなものを、今日は一粒だけ お教え出来たら…と思います
先ず、実母の場合
非常に荒れました
荒れに荒れて、実は こちらの対応如何では、未だに荒れてしまいます
順番的に申し上げると
①逃げる→②怒る→③諦める→④落ち込む→⑤哀しむ→⑥受け入る→⑤諦める→⑥希望が出てくる
これらの繰り返しです
昨年の10月時より〜検査が続き、約半年もの間
目を背け、現実を受け止められず、検査結果すら逃げ回り、拒否をし続けること、約2ヶ月間
当初は、ドクターにもご協力を得ては、騙し騙して、なだめたり すかしたりしながら…告知をせず やり過ごして参りました
年明け冒頭
いよいよ…ドクターより直接告知を受けるよりも、先ずは私から話した方が良いだろうと判断し、実母には二度に渡り告知へ
皆さま…常々気が強い人間ほど、打たれ弱く…一度の告知では 中々理解が出来ない/受け入れられないもののようです
(自らの精神的衛生上にも、ズバリ!告知をしてあげた方が良いかもしれません)
そして、がん患者を支える家族としては、ここからが大変です
上記①から〜⑥までの感情をむき出し 繰り返し、いわゆる情緒不安定となり、嘘を重ね、盗みを続け、一気にボケてしまうのでした
本人曰く、現実逃避から来るもの言うものの…言ったこと/やったこと/これからやること…等などを、いくらメモに残してもメモをしたことすら忘れ、理解と解釈が どうしても出来なくなってしまうのです
病は身体だけではなく、心まで蝕み 病んでいくと言われますが…まさにソレです
来月冒頭から控える入院生活
皆さまには、ソレを支える家族の奮闘記として、何よりは 次は我が身として、ほんの少しでも 役に立てられるような知識や知恵をご紹介出来たら…と思っております